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フードロス・ベンチャー

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2019年12月6日
  • 読了時間: 1分

先日 フードテックのイベントに行ってきました。


その日はフードロスをテーマにしたセッションでした。

まずフードロスそのものに対する認識が乏しかったのですが、日本のフードロス量だけでも、全世界の年間食糧支援量390億トンを大きく上回る640億トンに上ると言います。

単に「モッタイナイ」のレベルではありませんね。

家庭からの廃棄だけでなく、生産、流通の全行程でロスが生まれているのです。

後半のいろいろなベンチャーの提案を聞いていると産地と市場、出荷時期などマッチング、他分野への商品転用など様々な工夫で、ロスを削減できそうです。

ヨーロッパを中心に単に「良い事」だから、というだけでなく利益向上、新市場の開発、エンゲージメントなど【イデオロギーとフィナンシャル】とを両立させるエビデンスが確立されているようです。

精神論的な「モッタイナイ」意識ではなく、「効率と精度の高いサーキュラー・エコシステム」を構築するスタンスでの取り組みが待った無しだという認識を新たにするイベントでした。

 
 
 

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