top of page
検索

「隣席との会話」というご馳走

  • 執筆者の写真: 松岡 一久
    松岡 一久
  • 2018年5月4日
  • 読了時間: 2分

知人のグリーンワイズ田丸社長から「調布にMarutaというレストランをプロデュースしました」という案内が届いたので、先日行ってみました。調布駅から武蔵境通りを車で10分ほどの場所で、ファミレスが並ぶロードサイドの中で異彩を放つ一角にMarutaが有りました。広いオープンキッチンと暖炉とロングテーブルからなる居心地の良い店内では、ローカルファーストをコンセプトにメルボルンの名店「Grae」で修行を積んだシェフが創作フレンチの腕を振るいます。こだわりの設えと食材、趣向を凝らした料理も素敵なのですが、何よりも4組ほどのお客が一つのロングテーブルに着席し、大皿料理を取り分けながら、同時に食事を進めていくという仕組みが特徴的です。コースが進むにつれ料理の感想などから隣席との会話が始まるのです。私のテーブルは輸入家具商、デザイナー、音楽家などの人たちが一緒だったのですが、時折暖炉の炎を眺めながら穏やかな会話の中でアッという間の3時間でした。スタッフから今後は料理のワークショップや裏庭に作る畑での収穫イベントなども考えているという話が出ると、音楽家カップルも「ぜひこんな場所で生演奏してみたい」を興味津々でした。後で聞くとMarutaは田丸さんご自身のお店で、ご自宅の敷地の一角でもあったわけです。調布の町に「田丸ワールド&Maruta文化」が拡がっていくと良いな、と実感した夜でした。

 
 
 

最新記事

すべて表示
第2章 メルボルンはなぜ世界一住みやすい街になったのか

― 都市再生が生み出した「暮らしの質」― 【内容】 1.メルボルンは20年以上かけて街を育ててきました 2.目指したのは「24時間人が暮らす都心」でした 3.住みやすさは「都市の文化」から生まれました 1.メルボルンは20年以上かけて街を育ててきました オーストラリア第二の都市メルボルンは、現在、「世界で最も住みやすい都市」の一つとして広く知られています。 街を歩いていると、その理由はすぐに分かり

 
 
 
第1章 今、街づくりをアップデートするのか メルボルンの街づくり ①

― 成長社会から成熟社会へ ― 【内容】 1.現在の街づくりは「高度成長という時代の解答」でした 2.しかし、街を取り巻く前提条件は大きく変わりました 3.これからは「文化を育てる街づくり」が求められます 1.現在の街づくりは「高度成長という時代の解答」でした 私たちが暮らしている都市の多くは、高度経済成長期に形づくられました。 人口が増え、都市へ人が集まり、住宅やオフィスが不足していた時代で

 
 
 
第10章 しなやかな社会へ 情感資本によるしなやか社会づくり ⑩

【内容】 1.効率だけでは、幸せな社会はつくれません 2.MINYOは、一人ひとりが始められる文化です 3.情感資本が、しなやかな社会を育てます 1.効率だけでは、幸せな社会はつくれません 本シリーズは、「効率が悪い」と言いたいわけではありません。 むしろ、効率はこれからも社会に欠かすことのできない基盤です。 医療も、防災も、交通も、行政も、効率があるから私たちの暮らしは支えられています。

 
 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page